特別編「おもてなしをしよう!!」
第30回全国都市緑化とっとりフェア 平成25年9月21日(土)~11月10日(日) 於 湖山池公園他
全国都市緑化フェアとは?
国土交通省の提唱で昭和58年より毎年全国各地で開催している花と緑の博覧会です。とっとりフェアでは、「ともに育てる身近な緑~水と緑につつまれた世界ジオパークのまちから~」をテーマに、地域にある身近な自然をナチュラルガーデンという形で生活空間に取り入れる「鳥取流緑化スタイル」の魅力を全国に発信します。
ボランティア部は期間中の9月21日(土)~23日(月)と10月12日(土)~14日(月)の6日間を8名の生徒で参加します。この緑化フェアは今年は30回を迎える節目の年です。オープニングで石破幹事長が空港に着いた時の眼下に広がる景色は鳥取が全国一だとおっしゃっていました。また湖山池は池と名の付くもので全国一です。(定義はあいまいだそうですが…)そんな自然豊かな県で行われる緑化フェアはきっと大成功するでしょう。県外からの多くのお客様が来場も予想されます。ボランティアとして心のこもったおもてなしができればと思っています。
こちらは催事サポート係。 |
9時から全体ミーティングを行い、その後、担当別に集まり、本日の作業内容を確認します。仕事は植物管理、催事サポート、会場サービスです。初日のこの日は気温も高く、スタッフの方から熱中症の注意も呼びかけられました。ボランティアには高齢の方も多くいらっしゃいます。みなさん、無理せずに期間中よろしくお願いします。
砂像がお出迎え。 |
入場口にひとつと会場内には数箇所の砂像の設置があります。モチーフはカエルやトカゲ、トンボなど、植え込みの草花とマッチしています。県外からのお客様は精巧に作られた砂像に足を止めて見入っていらっしゃいました。
風にそよぐ草花たち |
“壮大な水辺の景観を背景に、風にそよぐ草花たちー”
これがナチュラルガーデンです。ポールスミザーさんが3年もの歳月をかけ、制作されました。山陰海岸ジオパーク内にある湖山池見物です。じっと見ているとあちこちで魚が跳ね上がります。
お話しながら移動します。 |
本校ボランティア部の大きな意義として、異世代交流があります。このフェスタのボランティアは高齢の方が多くいらっしゃいます。さっそく若いお兄ちゃんに興味を持たれ、いろいろと質問してくださいます。「立派ね~」「感心ね~」などと褒められて、まんざらでもありません。作業現場まで行く道中ですが、このようなひと時が大切です。湖山池を背景にさわやかな風が吹きました。
花がら摘みです。丁寧に慎重に。 |
枯れてしまったつぼみや花ビラや葉っぱを丁寧に鋏で切り落します。地道な作業ですが、植物に対する愛情も湧いてきます。このナチュラルガーデンを監修したのはイギリス出身のポール・スミザーさんです。草花の声を聞き、どこに植えてあげるのがよいかを考えながら約170品種以上の草花を組み合わせました。
すっかり仲良しです。 |
初日のこの日は、1日中、この作業でした。少しずつ場所を変えながら移動します。暑い中ご苦労様でした。期間中、季節は秋になります。植物も姿を変えていきます。その変化も楽しみです。是非、「鳥取の秋景色」を観にお越しください。
ふわふわドーム担当です。 |
一番奥のスペースには「わんぱくランド」があります。真教寺公園から動物たちもやってきます。ハムスターボールやふわふわドームなどの遊具もあり、お子様も楽しめます。担当はボランティア部のお兄さんやお姉さんです。一緒に遊びましょう!!
ハムスターボール担当です。 |
このフェスタは会場周辺に駐車場がないため、子ども連れがやや少ない様子です。一番奥のコーナーにはこんな楽しい遊具が待ってますよ。ボランティアが安全を管理しながらこどもたちをおもてなしいたします。
大人気のコーナーです。 |
この日は2日目です。こどもたちの人数も増えてきました。連日天候に恵まれています。青い空の下、湖山池を背景に気持ちよさそうです。「これで池に入りたーい!」とこどもたちが言っていました。確かに楽しそうだね。お魚たちも見えるかもね。
総合案内です。 |
このボランティアは日替わりでいろんな係を担当します。時には一緒に申し込んだ友達と離れて活動することもあります。しかし、その結果、他のボランティアスタッフと仲良くなることができます。ボランティア交流という大きな目的が達成されるわけです。そして、友達に頼らずに活動を行い、自分の仕事に責任と自信が持てます。この日も総合案内場所では和気あいあいの風景が見られました。