平成28年度ボランティア部活動記録その6 9月
城北祭 第1日目 9月5日(月) 於 とりぎん文化会館梨花ホール
城北祭の初日、文化祭がとりぎん文化会館梨花ホールで行われました。お客さんを前にしての手話パフォーマンスは2回目です。今日は言わばホームなので先生たちは優しく見守ってくださり、生徒たちも笑顔で拍手を送ってくれました。おかげでメンバーたちは緊張しながらも楽しく演じることができました。
しかし、この演目を大きなステージでするのは初めてだったため、ステージ上の移動等の時間ロスが積み重なり、演技時間が本番での制限時間8分を10秒以上オーバーしてしまいました。もしこれが本番ならこの10秒は10点の減点です。
次のステージは10日(土)の鳥取県民総合福祉大会の活動発表です。同じ梨花ホールなので様々な修正を加え、本番25日までの総仕上げの場として臨みたいと思います。
手話パフォーマンスコント“忍者学校” |
城北祭 第2日目 9月6日(火) 於 小会議室
もの作りの達人、西村教頭先生 |
本校ファ部の体験コーナーにお邪魔し、レーザー加工機を使ってアクリル板でキーホルダーを作っていただきました!!
城北ボランティア部と名前の下には“手話パフォーマンス甲子園”と入れておきました!ちゃんとみんなの分を作ったぞい!
パソコンにデータを入れて、レーザー加工機で文字を焼き、切り取ります。 |
切り取ったら表面の紙を外します。 |
できあがりー! |
おしゃれストラップでみんなお揃い!!みんなで頑張ろー!! |
城北祭 第3日目 9月9日(金) 於 本校グラウンド
城北祭3日目体育祭が行われました。部活動対抗リレーお楽しみ部門にはボランティア部の6名が参加しました。先日行われた24時間テレビのお揃いのTシャツを着て、手話パフォーマンス甲子園ののぼり旗をバトンとしてPRしながら走りました。
明日10日(土)は県民総合福祉大会で手話パフォーマンスです。今日は体育祭終わりにリハーサルに向かいます。手話パフォーマンスでも本番まで全員全力で走り切ります。
第1走の田渕君、全力で行くと宣言していました! |
ありゃ、一気にソフトボール部女子に抜き去られています。 |
その後もソフトボール部を追い続け、2位でゴール。 |
リレーでもよいチームワークが発揮できました!楽しかったね! |
県民総合福祉大会 9月10日(土) 於 とりぎん文化会館 梨花ホール
県民総合福祉大会の活動発表でお招きいただき、手話パフォーマンスを披露してきました。10時30分~県知事、国会議員、県議会議長、開催地市長のあいさつをいただき、11時~表彰式が始まりました。年間に鳥取県の福祉に多大な貢献をされた方々の表彰です。鳥取県知事表彰、鳥取県社会福祉協議会長表彰などが続きました。活動発表の出番の11時30分には会場が厳粛な空気に包まれていました。先日の城北祭の時と同じ会場とは思えない緊張感でした。その中でも生徒たちは、修正点をクリアしながら見事に演じることができました。が!! 笑っていただきたい箇所はすべて外れ、思わぬところで笑い声をいただいたり、拍手をいただいたりしました。世代によってこちらの表現に対する捉え方が異なることを肌で感じました。城北祭ではかなりウケた田渕くんの演技も「シーン」としていて演技終了後にかなりへこんでいました。そこへ、顔見しりの手話通訳者さんが通りかかって、「今日のお客さんのほとんどは手話パフォーマンスを見るのが初めてだったんだと思うよ。感心するほうが先に立って、演技に見入ってたんだと思う。」と言ってくださいました。実際に涙を流して見てくださった方もいらっしゃったようです。田渕くんも少し安心しました。でも、田渕くんの演技もまだまだ伸びしろがあります。本番では会場を爆笑の渦にして見せます。請ご期待です。
演技を終えてホッ。さて次のステージはいよいよ本番!! |
鳥取さわやか車いす&湖山池マラソン 9月11日(日) 於 コカ・コーラ陸上競技場
本日は1年生部員10名の活動です。手話パフォーマンス組の1年生3人は連日の活動です。まず5人組の2チームに分かれました。ひとつは完走証発行係です。ゴールした選手のゼッケンを確認し、パソコンに打ち込み、完走証を発行し選手に渡します。もうひとつはパンドリンク渡しと計測チップ回収係です。気温が上がり、選手にとって厳しい天候でしたが、日陰のないところでの活動でボランティアも汗びっしょりとなりました。頑張る人たちを応援できる集団になることもボランティア部の大きなひとつのテーマです。今日も笑顔で選手のみなさんの頑張りを称えることができました。
まずはパンを選んでいただきやすいように並べます。 |
各カテゴリーの選手がどんどんゴールしてきます。 |
10キロ部門に参加していた本校の田中先生に小谷くんが完走証を渡します。 |
m&m.co(大会運営委託業者)さんによる手話パフォーマンス取材 9月14日(水) 於 第1体育館
株式会社エムアンドエムドットコー様に手話パフォーマンス甲子園へ向けた練習風景撮影と3年生徳吉部長のインタビュー取材をしていただきました。これが大会前の最後の取材となります。様々な取材を受けていくなかで生徒たちもこの“忍者学校”のテーマや伝えたいことなどがしっかり言語化できるようになりました。そして、それが演技に反映されてきているのを感じます。徳吉部長への「部長としてみんなとまとめる上で苦労したことは?」「パフォーマンスを通じて後輩に伝いたいことは?」など、部長としての質問は普段、気負いなく後輩たちと一緒に楽しみながら活動している徳吉部長にとっては難しい質問でした。しかし、取材陣の方々がゆっくり考えをまとめる時間をくださったり、テイクいくつも嫌な顔せずに付き合ってくださったおかげで手話パフォーマンス甲子園を目指して3年目の自分の思いを言葉にすることができました。徳吉部長の真摯に手話を学ぶ姿を見て、今年も部員3名が10月開講予定の鳥取県手話奉仕員養成講習会入門編に参加します。手話を本格的に学ぶ部員が増え、手話パフォーマンスも年々パワーアップしています。徳吉部長にとっては最後の大会です。後輩たちと想いを一つに最高のステージに挑んでもらいたいと願っています。
この番組は大会終了後10月29日(土)日本海テレビ1時間番組の中で放映予定です。是非ご覧ください。
「部長としてみんなに伝えてきたことは何ですか?」 |