【ボランティア部】第57回卒業証書授与式 手話通訳
令和4年2月28日に鳥取学園 鳥取城北高等学校 第58回卒業証書授与式が行われました。ボランティア部の5人の卒業生は1年生の時は様々なイベントに参加し、週末にボランティア活動を行ってきました。しかし、この2年間はコロナ禍で恒例参加イベントも軒並み中止となり、活動が制限されてきました。しかし、学びをとめなかったものがあります。それは“手話”です。地域のろう者の方との交流を続けながら、web開催で行われた全国高校生手話パフォーマンス甲子園にも参加し続けました。そして、いよいよ卒業式を迎えたこの日、手話学習の集大成として、お世話になった卒業生の保護者でろう者のお父さんに恩返しの気持ちで手話通訳を行うことにしました。PTA会長の祝辞、送辞、答辞など、事前に原稿をいただき、各自練習を重ねてきました。ろう者の方には式の後「卒業式に感動しました。伝えようとする気持ちが伝わってきました。」と言っていただくことができました。未熟な技術ではありましたが、「手話でコミュニケーション」の基本である「伝えたい気持ち」を大切に頑張ってきた結果が表れたととてもうれしくなりました。私は日頃から「城北高校ボランティア部には引退はないよ。」と言い続けています。この日が城北高校での最後の活動ではありましたが、ボランティアに引退はありません。卒業後も他者を思いやる心を持って日々を過ごしてほしいと願っています。みんな卒業おめでとう!!